Apple Watch (series5)を愛用しています。
2020年8月に購入してから、生活の質が大きく向上したと感じています。
本記事ではApple Watchの活用法について、医師ならではの視点も交え解説します。
通知をApple Watchで全て受けられる
充電中でも着信や通知を見逃さない
iPhoneを充電していると、気が付かないうちに電話やメールが入っていた…という経験は誰しもあると思います。
急用でなければ問題はありませんが、オンコールの日だと連絡がつかないと先方も困ってしまいますよね。
Apple Watchを身につけておけば、iPhoneへの通知は全てWatchに入ります。手首に振動がくるので、ジムで激しく運動しているなどの状況でなければ、通知を見逃すことがありません。
余計な用件でiPhoneを開かなくて済む
iPhoneに通知が来たので開いたがただのメールマガジンだった、でもついでにSNSをチェックしたり、ネットサーフィンしたりして気がつくと時間が経っていた…という人は結構多いと思います。
上で述べた通り、通知の内容はApple Watch側で確認できるので、不要不急の通知のためにわざわざiPhoneを触る必要がありません。結果として集中力を乱されることなく、自分の仕事に専念することができます。
Suicaとの連携
都心部の勤務医は、会社員の方と同様に電車通勤されている方が多いのではないかと思います。
iPhone7以降はiPhoneでSuicaが使用可能になりましたが、改札を通過する際にいちいちポケットからiPhoneを取り出したり、調べ物を中断したりするのにストレスを感じる人もいると思います(自分もそうでした)。
Apple WatchにSuicaを入れれば、改札通過の際は左手首をかざせばいいだけです!
しかも、Viewカード>を作りオートチャージを設定すれば、Suicaの残高不足を気にする必要も一切なくなります。
Apple WatchのSuicaの設定についてはこちら>
キャッシュレス決済
近年のキャッシュレス化の時代の流れに加えて、コロナの影響もあり、買い物の際は専らキャッシュレス決済という方が多いと思います。
Apple WatchではSuica以外にも、手持ちのクレジットカードをWalletアプリに登録することでApple Pay(QUICPay・iD)が利用できます。
コンビニや大部分のチェーン店では大抵使えます。
iPhoneでも十分ですが、Apple Watchならよりスマートに決済できます。
PayPayなどのQRコード決済も、コードを提示して支払うタイプならApple Watchで対応できます。
スケジュール管理
勤務医は特に多忙な方が多いと思います。
病棟管理や外来診療、(診療科によっては)オンコール当番、症例カンファレンス、勉強会や製薬会社の説明会、(コロナ禍で最近は無いですが)上司や同僚との飲み会など。
また、自分は現在大学院で基礎研究にも従事しているので、研究関係でも日々やることが山積みです。
これにプライベートの予定も加わるので、効率的に予定を管理する必要があります。
Googleカレンダーとスマホのカレンダーを同期してスケジュール管理を行なっている人が多いと思います。
お勧めのスケジュール管理方法についてはこちら>
PCで入力した予定がスマホで参照できるのは便利…ですが、いちいちスマホを取り出すとサボっていると思われる懸念も笑
Apple Watchのカレンダー機能を使えば、今日明日の予定をスマートに確認することができます。
Todoリスト管理
iPhoneアプリの「リマインダー」使ってますか?
カテゴリー別にToodoリストを管理できる高機能なApple純正アプリなのですが、これもApple Watchとの連携が便利です。
iPhoneでTodoリストを作成すると、Apple Watchに自動で同期されます。
Apple Watch側でリストを参照でき、チェックを入れるとリストから消えていきます。
また、Apple Watch側からも音声入力で予定の入力が可能です(絵文字でも入力可能なようですが、誰が使うのでしょうか?笑)
専門医の書類提出など、当分期限は先だけど忘れてはいけないことを管理したり、買い物リストをiPhoneから入力したりして活用しています。スーパーでカゴを持ちながら買い物リストを参照する際は、iPhoneよりもApple Watchが圧倒的に便利です!
時間管理:タイマーやアラーム機能にアクセスしやすい
8時から回診して、9時から外来、○○の治療は13時に入室、16時に病状説明、18時にカンファレンス…など、勤務医の方は皆さん時間に追われる生活だと思います。
まず大前提としてApple Watchは時計なので、時刻の確認はiPhoneよりもしやすいです。笑
時刻確認のためにスマホをいちいち取り出すのは、あまり衛生的ではありません。病院ではPHSを時計代わりに使っている人も多いと思いますが、時刻がずれていることもしばしばです。
アラーム機能もApple Watchの画面からすぐにアクセスできます。
ダイヤルを回すことで時刻設定するので、細かいやや操作がしにくいですが、慣れれば大丈夫です。
また、iPhone側で設定したアラームの通知もApple Watchに来るので、入力はiPhone側でやるのも良いでしょう。
電話と同様、Apple Watchが振動することで通知されるので、気がつかないということがありません。
タイマー機能も優れています。
基礎研究をしていると、この試薬を入れて5分後、次の試薬を入れて…など、細かい時間単位でのスケジュール管理が必要になります。
頻繁に設定が必要になると、その都度iPhoneを取り出すのは非常に面倒なので、腕時計であるApple Watchが役立ちます。
早起きに使える
上でも述べた通り、Apple Watchでアラームを設定すると、時計が振動することで通知が入ります。アラーム音は鳴りません。
家族と寝ていると、早い時間にアラームが鳴ると起こしてしまうのではないか…という心配がありますが、Apple Watchでアラームを設定しておけばその心配がありません。
まとめ
Apple Watchは生活の質を大きく向上させるガジェットです。有効活用して、充実した医師ライフを送りましょう!