医師のクレジットカードにステータス性は必要か?

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クレジットカード、何使ってますか?

医師には、プラチナカードや場合によってはブラックカードなど、ステータス性の高いクレジットカードを保有している方も多いかと思います。

しかし、高額な年会費もかかるため、保有するメリット・デメリットをよく考える必要があります。

本記事では、医師のクレカ問題について解説します。

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まずは結論から

今の時代、医師であってもクレジットカードにステータス性は不要!

楽天カードで充分です。

プラチナカード・ゴールドカードを所有することのメリット

海外旅行保険・国内旅行保険

クレカには保険が付帯しており、国内外の旅行時の病院での治療費などを負担してもらえます。海外旅行は自動付帯ですが、国内旅行は利用付帯(そのカードで旅行代金を支払わないと保険が適用されない)となっていることが多いです。

プラチナデスク・コンシェルジュが利用できる

プラチナカード限定ですが、旅行や飲食店の予約の手配を、希望の条件を伝えることでコンシェルジュさんが代行してくれます。

提携している高級飲食店のコース料金が1人分無料に

これもプラチナカード限定のサービスです。都内だと結構お店の選択肢は多いです。

カードのステータス感

飲食店や買い物で決済するとき、年会費の高いカードで決済するのがかっこいい…感じがしますよね。自分もそうでした。

限度額が高い

例えばプラチナカードの場合、限度額については、一律ではなく年収などに応じて決まる会社もありますが、少なくとも300万円以上が多いと思われます。

高額な買い物をする機会が多い方には便利です。

このようにメリットも多いプラチナカードですが、デメリットも多くあります。

プラチナ・ゴールドがお勧めできない理由

外食する機会がそもそも減った

2回目の緊急事態宣言下の現在、飲食店の営業時間が短くなっていますが、その前から外食を控える風潮はありましたよね。

医療職だと尚更、複数人での会食はしないよう勤務先から求められている方も多いと思います。

ここ1年ほど、飲食店でクレジットカード決済する機会は激減している方が多いのではないでしょうか。

提携している高級飲食店も利用しにくい

同じ理由で、プラチナカードと提携している高級飲食店に行くことも難しい世の中です。

VISAのプラチナカードの場合、予約は専用サイトから行いますが、これが非常に使いにくい。

また、都内だとお店の数は比較的多いのですが、直前だと全然空いてなかったです。

好きな店で好きな料理を注文して食べる方がストレスフリーです。

クレジットカード以外の決済手段が普及してきた

Suicaなどの交通系電子マネーのほか、QUICPayやiDといったキャッシュレス決済はこれまでも世の中に浸透してきていましたが、コロナ禍を契機にさらに一般化した印象があります。

また、PayPayやLINE PayといったQRコード決済ももはや身近なものです。

コンビニはもちろん、チェーン店やスーパーマーケットの多くではこれらの決済方法のいずれかが使えるので、Kaiも最近は財布を持ち歩くことがかなり少なくなりました。

以上を踏まえると、人前でクレジットカードを使う機会は減っており、ステータスを実感できる機会は少ないといえます。そもそも、世の中の人は他人の使うクレジットカードのことなど全く気にしていません。自己満足です。

旅行に行く機会がない

これもコロナ禍の影響ですね。観光目的で海外に行けるようになるのは、当分先になることでしょう。そもそも、海外旅行中の保険は都度入るようにした方が内容も充実していると思います。

一方、ある程度国内の状況が落ち着いてきたら国内旅行くらいは行けるようになるかもしれません。

でも、国内旅行中に病気や事故に遭ったとして、治療費の支払いに困る状況になるでしょうか?日本には健康保険と高額療養費制度という、優れたセーフティネットがあります。

医師の方ならある程度の貯蓄があるでしょうし、日本国内の1回の治療費を補償してもらえることは、大したメリットではないですよね。

プラチナコンシェルジュに依頼する方が手間

コロナ禍以前に海外学会の宿泊や航空券の手配を依頼したことがありますが、この際は忙しい病院に勤めていたこともあり、確かに有用でした。

自分で予約しようとすると埋まってしまっているレストランやホテルも、プラチナコンシェルジュを通すと融通がきくケースがあると聞いたことがあります。

一方で、一つの依頼を完遂してもらうまでに複数回電話やメールのやりとりをする必要があり煩雑なのと、(一応割引が効いているらしいのですが)自分で航空券やホテルを安いサイトでネット予約した場合の料金と比較すると、割高なようです。

海外など土地勘のないところの宿泊や食事を手配してもらう分には便利かもしれませんが、国内なら明らかに自分で手配した方が手間も費用も少ないと思われます。

還元率が特別高いわけではない

プラチナカードやゴールドカードを所有している方は、ポイントやマイルをたくさん貯めているイメージがあるかもしれません。でもそれは、単純に利用金額が多いから。

これらのカードの還元率は大部分が0.5-1.0%と、ごくごく普通の水準です。

一方で、プラチナカードでは年間数万円の年会費がかかります。ポイント-年会費だけで見れば、年会費無料のカードの方が明らかにコスパが良いです。

結論:プラチナもゴールドも必要ない。普通のカードで十分

以上を踏まえると、高額な年会費を払ってまで所有する意義はないように感じます。

年会費無料、還元率1%の楽天カードで十分です。

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