オンライン診療について
従来は状態の安定している患者さんの再診のみに限定されていたオンライン診療ですが、新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、2020年4月より初診からの適用が解禁されることとなりました。
あくまで時限的な措置とされていますが、2021年4月時点でも「当面継続」の方針となっています。
新型コロナウイルス感染症は一刻も早く収束してもらいたいですが、今回のコロナ禍をきっかけに、これまで停滞したオンライン診療が急速に普及してきています。
これに伴いオンライン診療のアルバイト案件も出回るようになってきました。
本記事ではそんなホットな領域である、オンライン診療バイトについて解説します。
非常にお勧めの案件ですので、是非最後までお読みください!
オンライン診療バイトはどんなバイト?
オンライン診療の案件には、
- 全ての診療をオンラインで行う
- 通常の患者さんの対面診察に加えて、希望する方をオンラインで診察する
の2種類があります。
後者は通常の外来診療+αなので、普通の内科外来バイトと殆ど変わりません。
今回は完全オンラインで行う案件について扱います。
オンライン診療の仕事内容は?
自由診療領域が多い
初診からの対応が可能になったとはいえ、早急な検査が必要になるような有症状の患者さんを初診からオンラインのみで診療することは、当然ながら困難です。
このため、オンライン診療のバイト案件は、大部分が以下のような自由診療領域にほぼ限定されます。
- AGA治療
- 美容皮膚科
- ED治療薬や低容量ピルの処方
- 禁煙治療(これは保険適用)
診療の流れ
- 診療に必要な環境を準備しておく
- 患者さんをオンラインで診察
- カルテを入力し薬を処方(医師がやるのはここまで)
- 経営元であるクリニックが患者さんに薬を発送
という流れになります。
診察やカルテ記載にはPCとネット環境さえあればOKです。
ビデオ会議アプリやカルテについては、勤務先にIDとパスワードを発行してもらいログインするだけのところが多いと思います。
診察の内容その他については案件ごとに違うので一般論になりますが、オンライン診療で完結する自由診療領域なら、基本的に高度な判断は要求されません。
オンライン診療バイトの給与の相場は?
対面診療の案件よりも若干時給は安いことが多いですが、時給1万くらいの案件も最近では出てきています。
こうなると対面診療の外来バイトとほぼ変わりませんね。
また、診療1件あたり○円、といったインセンティブ制を採用しているところもあります。
オンライン診療バイトの魅力
通勤に時間がかからない
最大のメリットはこの点でしょう。
報酬の高いの対面診療のバイトがあったとしても、郊外で通勤に片道1時間もかかってしまうようでは、時給換算するといまひとつですよね。
その点オンライン診療なら、自宅や職場からネットに接続するだけで勤務を開始できます。通勤時間は0分です。
服装を気にしなくて良い
外出しなくて良いので、服装に気を配る必要がありません。
もちろん、画面に映る範囲には生活感を出してはいけなかったり、白衣やスクラブを着用しなくてはいけなかったりといった制約はありますが、気にするのは見えてる範囲だけで大丈夫です。
感染のリスクが一切ない
今のご時世、対面診療ではCOVID-19陽性者との接触する可能性が当然あります。
発熱外来など有症状の方では陽性率は当然高いわけですが、診察時点で無症状でも後に陽性が判明することもあります。
きちんとPPEを着用していれば感染リスクは限りなく低いものの、避けられる接触を避けるに越したことはありません。
その点、オンライン診療ならばリスクを完全にゼロにすることができます。
(案件次第では)スキマ時間で勤務できる
自由診療領域では、普通のクリニックが閉まっているような遅めの時間(22時くらい)まで診療しているところも多いです。
さらに、オンライン診療バイトの中には、10分-30分など細かい単位での勤務シフト制を採用している案件も多くあります。
このため、そういった案件では、
- バイトの後、常勤先に戻る前
- 昼休み
- 家族が寝た後
などのスキマ時間を有効活用してバイトすることができます。
1回の勤務での報酬は長時間のバイトに当然敵いませんが、短時間の勤務を積み重ねると、思った以上に大きな金額となります!
オンライン診療バイトの注意点
勤務環境に慣れるまでに時間がかかる
ビデオ会議ツールやカルテなどのツールを自分で準備する必要があるので、導入までは少し手間がかかります。対面診療と違って近くに教えてくれる人がいるわけではないので、慣れるまでは少し苦労するかもしれません。
また、Zoomなどのビデオ会議ツールでは相手の感情がわかりにくく、話しにくさを感じることもあるかもしれません。
とはいえ、苦労するのは最初だけです。最近では医師もオンラインでのカンファが多いので、ビデオ会議には慣れている方も多いでしょう。
スポットでの募集は少ない
雇用主にとっても新たに人を雇う手間は大きいので、基本的にスポットではなく定期非常勤の枠での募集であることが多いです。
とはいえ、働く時間帯についてはシフト制を導入していることも多く、そうした医療機関では自分の予定に合わせて柔軟に予定を組むことができます。
上記のようなデメリットはあるものの、オンライン診療バイトにはそれを補って余りある魅力と可能性があると思います。
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オンライン診療バイトについてのまとめ
オンライン診療バイトは、スキマ時間を有効活用してお金を得ることのできる、非常に魅力的な案件です。
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