高収入?土日休み?医師の転職案件探しのポイントを解説!

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こんにちは、Kaiです。

医師の平均勤続年数は5年ちょっとと言われています。一般企業に勤める会社員の平均勤続年数は12年ほどなので、医師は転職が当たり前職業と言えます。

  • 更にスキルアップできる環境に移りたい
  • 現在の勤務先の待遇面で不満がある
  • 育児や介護などの理由から、仕事をセーブしたい

など、医師が転職を考える動機はさまざまです。

しかし、転職案件は無数にあるため、理想的な案件を見つけるのは簡単なことではありません。

本記事では、転職の案件を探す際に重要なポイントについて解説していきます。

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医師の転職案件で注目すべきポイント

診療科や仕事内容

スキルアップを目指して転職する人は、基本的に同じ診療科の案件を探しているかと思います。

その場合、自分のやりたい検査や治療の設備が整っているか、症例数は十分か、といった点に注意しましょう。

それ以外の理由での転職の場合、必ずしも同じ診療科を選ぶ必要はありません

例えば内科系の診療科の人であれば、一般内科や訪問診療、健診センターなどの案件も選択肢になります。

その他、転科歓迎の案件であれば自由診療案件への応募も可能です。

当然ですが、どの診療科であっても患者さんへ貢献できる点では変わらないので、広い視野で案件を探すことが大事です。

年収

転職案件を探す際に、まず目に飛び込んでくるのが年収の数字だと思います。

当直手当や時間外手当、オンコール手当や管理医師手当といった「プラスα」を含んだ金額であるかが非常に重要です。

特に転職案件を年収の高い順にソートして検索すると、上記の「プラスα」で金額が高く見える案件ばかりが目につきがちです。

仕事をセーブしたいというケース以外では、年収が大幅にダウンする転職先を選ぶ人は少ないと思いますが、年収を見る際はその内訳に注意するようにしましょう。

勤務日と労働時間

国公立病院では土日は休診日となっていることが多いですが、その他の市中病院やクリニックは違います。

自由診療を除き日曜は休みのところが多いものの、土曜は半日もしくは終日オープンのところがほとんどです(その代わり平日に休みや研究日を設けているところが多い)。

土日休みか否かはQOLに非常に大きく関わるので、注意しましょう。

通勤時間

賃貸の場合は転職先の近くに引っ越せば良いですが、持ち家の場合は気軽に引っ越すわけにはいきません。

例えば現在と比べて年収が300万増えるような案件があったとして、通勤時間が片道1時間増えてしまうとしたらどうでしょうか?

単純計算で、1日2時間 × 年間の勤務250日 = 500時間(20日!)もの時間を失うことになりますよね。

通勤時間を有意義に過ごせる人はそれでも良いですが、家族との時間や自由な時間は確実に減るので、割に合わないと感じる人も多いはずです。

時間外労働・手当の有無

平日夜間や土日にも業務が発生するかどうかは、主治医制か当番医制かによって大きく異なってきます。

主治医制の病院では土日の回診も含め担当患者さんの診療は全て主治医が担当することが多いです。

一方で、当番医制が徹底されているところでは、平日であっても終業時間以降は全て当直医・当番医に対応を委ねることができます(その分申し送りはしっかりやる必要があるし、自分が当直の時は大変ですが…)。

同じ病院でも診療科ごとにシステムが違うことがあるため、自分が応募する案件ではどうなっているか、よく確認しておきましょう。

また、時間外手当が実態に則して支給されるかも重要なポイントです。

当直の有無と忙しさ

病院への転職案件では、多くの場合当直を求められます。

回数は常勤医の人数によってさまざまですが、多くても月に3-4回ほどです。

忙しさは病院の規模やアクティビティ(急性期病院かそれ以外か)に大きく左右されます。

忙しい当直は、週に1回でも体力的に結構きついですよね…。

病院によっては、当直業務を基本的に非常勤医師に委託していたり、相談次第では免除可能だったりします。

オンコールの有無

訪問診療クリニックの転職案件の場合、当直の代わりにオンコール待機がある案件が多いです。

頻度は週1回くらいのところが多い印象です。

オンコールも相談次第では免除可能となるところも多いですが、オンコールを担当することで実際に出動がなくても手当がつく点はメリットです。

管理責任の有無

クリニックへの転職案件では、管理医師、いわゆる「雇われ院長」を募集するものが結構多いです。

管理医師になるメリットとしては、

  • 管理医師としての手当がもらえる=年収の増加
  • 開業希望の場合、経営のノウハウを学ぶことができる

といった点ですが、デメリットもあります。具体的には、

  • 経営破綻等が起こった場合に責任を負う立場となる
  • 院内の設備購入や人事の決定権がない場合がある
  • 診療以外の雑務が生じる場合がある

といったところです。

「診療に専念できる環境です」といった謳い文句の案件は多いですが、実態はさまざまなので、よく確認するようにしましょう。

最終的には見学してみないと分からない

以上、転職案件を見る際のポイントについて色々と書いてきましたが、募集要項からは読み取れない部分も非常に多いです。

百聞は一見に如かず、実際の雰囲気はやはり見学してみないと分かりません

上記を参考に転職案件をスクリーニングにかけて、気になる案件があれば積極的に見学するようにしましょう!

転職案件を探すなら医師紹介会社に登録しよう

転職の場合は自分で検索するだけではなくエージェントさんから直接紹介を受けることも多いため、紹介会社やエージェントさんの実力・相性が非常に重要になってくると思います。

案件数やサポート体制の観点から、個人的には

医師転職ドットコム

Dr転職なび

マイナビDOCOR

をお勧めしています。

また、上記3社と比べて規模は大きくないものの、案件を独自に開拓してくれるというJMCも登録してみる価値があると思います。

各社独自の案件もあるので、まずは一通り登録してみるのが良いと思います。

まとめ

医師の転職案件を探すにあたっては、注意すべきポイントが数多くあります。

上記記事を参考に案件をスクリーニングしつつ、積極的に見学に行き理想の転職先を探しましょう!

転職案件を探すには、まずは医師紹介会社へ登録を済ませましょう!

医師紹介会社の特徴については、以下の記事で比較しています。

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